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父島雨の日の過ごし方

子連れにとって雨の日は頭を抱える日でしょう。

私も小笠原に3ヶ月間滞在している間、台風の影響で1日中雨なんて日もありました。

広めの1Rで家族3人で1日過ごすのは苦痛です。

そこで、父島で楽しめる「雨の日の過ごし方」をまとめました。

小笠原水産センター

小さな水族館で生物を観察しよう

二見港から歩いて5分ほどの場所に、小笠原水産センターがあります。

この館内に、「小さな水族館」という場所があります。

小笠原周辺の海域や父島・母島の河川、貯水池にいる生き物が飼育されている水族館です。

亀・サメ・クラゲ・魚など、いろいろです。

その名の通り、コンパクトです。さくさく進むと、5分で見終わっちゃいます。

そこで私は、魚を一匹ずつ丁寧に説明し、一緒に観察しながら過ごしました。

それでも3歳の息子は、滞在時間15分が限界でした。

【補足】小さな水族館は、無料で、年中無休(AM8:30~PM16:30)です。

大村地区から徒歩ならば、清瀬トンネルを使おう

水産センター側から撮影した、清瀬トンネル入口

小笠原水産センターへ行く途中に、清瀬トンネルという歩道用のトンネルがあります。

この道を通れば、そこまで濡れずに移動できます。

わが家の場合は、清瀬トンネルで追いかけっこをしました。

体を動かせて、本人もご満悦でした。

水産センター

たくさんの亀が飼育されています。可愛い子亀もいるそうです。

大村地区からは距離があるので、バス移動がオススメです。

世界自然遺産センター

常夏のイメージがある小笠原で雨が降ると、がっかりしませんか。

でも、小笠原諸島では、雨の日ならではの面白いことが起こります。

小雨のとびうお桟橋の様子。

雨の日は、たくさんのカタツムリに出会えます。

小笠原諸島には100種類以上のカタツムリが生息しています。

しかも、その多くはこの島にしか生息しない、固有種。

雨に誘われてか、葉っぱの上や、道路にカタツムリがあらわれるのです。

天気は変えられませんが、視点を変えることはできます。

ぜひ、カタツムリを探して雨の小笠原諸島を散歩してみてはいかがでしょう。

また、父島には世界遺産センターという場所があります。

そこでは、様々なカタツムリが飼育されていたり、世界自然遺産に登録された小笠原諸島特有の自然について詳しくしる事ができます。

雨の日は、室内で楽しめる施設に行くのもおすすめです。

小笠原自然情報センター:世界遺産センター(父島) (ogasawara-info.jp)

小笠原諸島の動植物について学ぶことができる展示がたくさんあります。

映像をみたり、動物の標本が飾ってあったり、カタツムリが飼育されていたり、生き物が好きな子どもにはおすすめです。

帰りに目の前にあるデザート屋「おやつのにわ」で、かき氷を食べて帰るのもよいと思います。

いっそ雨に濡れて遊ぼう!

小雨や一時的なスコールであれば、雨が降っていても外で遊んでしまうのも手です。

結局濡れるならば、雨でぬれるのも、海でぬれるのも、関係ない気がします。

息子はスコールが降ると、興奮してはしゃぎだします。

ただし、海のそばで遊ぶ場合は波が高い場合があるので、安全が確保できる場所で遊びましょう。

父島で拾ったものを使って宿泊先で遊ぼう

旅先に沢山のおもちゃは持ってきにくいですよね。

そんな中、お部屋で時間を過ごすとなると、Youtubeなどが中心になりがち。

そこで、父島で調達できるおもちゃをご紹介します。

それは、海岸の漂流物と、公園の落下物です。

海岸には、珊瑚・貝殻、シーグラスなど様々なものが流れついています。

また、公園には大きな葉っぱや木の実が落ちています。

もし翌日が雨予報ならば、こういったものを拾っておいて、部屋で遊ぶのもおすすめです。

遊び方は子どもの想像力に任せるとして、面白そうなもの集めておくとよいでしょう。

例えば、わが家の場合。

珊瑚や貝殻はよい音がするので、叩いて音を鳴らしてみます。

それから、公園で拾った木の実をカップにいれて、アイスクリーム屋さんごっこなどもしています。

子どもたちって、大人が言わなくても面白い遊び方を発見する天才だなと思っています。

雨でも思い出はつくれる

せっかくの旅行、天気には恵まれたいものですが、こればかりは選べません。

せっかく父島に来たからには、楽しい思い出にして帰りたいですね。

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