このブログでは、ラブイズブラインドジャパン第6話バカンス編の感想を書いています。
PODS編で8組のカップルが誕生し、バカンスに出発!2人で初めて過ごす日々はイチャイチャと波乱の展開でした!
もくじ
あらすじ
【第6話】終わりと始まり
PODSを出て、初めて顔を合わせて時間を過ごします。
ナナはユウダイに、改めて家族観を質問します。しかしユウダイの回答は、PODSの時と180度違ったのです。発言が大きく変わってしまった事にナナは不信感を抱きます。そして、2人は別れる事になるのでした。
オダッチは日頃口数が少ないタイプです。彼のPODSとの変貌に、ナナコは戸惑い、徐々に心が離れていくのでした。旅の最終日、ナナコは想いをオダッチに伝えます。謝罪するオダッチ、しかし時既に遅し。ナナコは別れる意思を固めていたのでした。
感想
モリ×ミナミ
自由きままな猫、ミナミ
ギリギリまで寝てるタイプのミナミ。パジャマにすっぴんで朝食に登場。
モリにもカメラにも、お構いなし!
この日のデートで、2人はカフェへ。
ミナミは彼にお気に入りの本を貸し、一緒に読もうとします。
しかし、その時!!
無言でモリに膝枕してもらうのです。
キャー!!
距離の詰め方がヤバい
ほぼ初対面の人に対して、距離の詰め方がすごいですよね。
でもそれは、PODSで深く知り合えた彼だからかもしれません。
そんな彼女を、年齢差も相まって可愛くみえるモリ。
モリ「かなり自由で猫みたい。」
と表現しています。
その後、ふたりともカフェで寝落ちするのでした。
2人とも可愛いな、おい!!
「増えちゃう」と言った、モリ
海辺を散歩し、座る2人。ミナミはおそろいで購入したハンカチを見せます。
モリは優しく儚げに笑いながら「思い出、増えちゃう」と答えるのです。
なぜ「増える」や「増えた」ではなく「増えちゃう」なのか。
失うのが怖いのかしら?
モリは自分が医師をやるなかでローテンションになっていった事を話します。
モリ「単純に悲しいことも多いから、あんまり感情そのままにしてると仕事になんなかったりするから。」
たくさんの悲しい現場を
見てきているんだね・・。
試されるモリの許容範囲
言おうか戸惑いながらミナミはある事を伝えます。
「お風呂あがりにすごい毛が抜けてるから、ちょっと拾って欲しい。」
モリはインタビューで、こう答えます。
「もうミナミちゃんだったらそう言いそうっていうのに慣れてきてる。僕よりずっといろんなことにこだわりがあるタイプだと思うので、そこを何か僕の許容範囲を越えることがあるのか気になる。」
今後の見どころだね!!
ワタル×ミドリ
ミドリの気遣い
バリキャリのミドリは、バカンス中も忙しそう。デスクで見積もりを直します。
ミドリ「かわいそうだから、こっち(ワタルの横)でやる。」
ワタル「何その寂しがりやな俺をかまってくれるみたいな感じ。」
言い方は強いけど、ワタルを気にかけています。
このシーンはオダッチへの伏線ね。
仕事をしていても相手を思いやる
事はできるっていう事例。
ワタルのアメリカナイズド集
ワタルの愛情表現は、ご本人公言の通り、アメリカナイズドされています。
「どれだけミドリさんの笑顔が出せるかっていう事がすごい楽しみで。※インタビュー」
「ミドリさんパワーで晴れそうな感じがするんだけど」
「(晴れたのは)あなたの日頃のおこないですよ」
ミドリが晴れパワーなら、ワタルは愛パワーでしたね。
PODS編で、プリアとミドリで悩み、慎重に考えていた時のワタルとのギャップ萌え。
大切にすると決めた人には
全力投球なんだね。素敵。
全て受け止めるワタル。
夕食では「将来住む場所」について語る2人。
ミドリは、大学院にフルタイムで2年間行くため勉強中で、海外を希望しているのです。
「何とでもなるじゃん。そんな事心配してたの。大丈夫。」
「やりたいようにやることを我慢してるミドリさんは、やめてほしい。全然、俺はそついうふうにはやってほしくない。そうしないと、多分結婚ていうのが、足かせになる。」
ワタルは、居住地が海外に変わる事に不安を抱えていたミドリの悩みを受け止めます。
度量が大きいよね。
ミドリ「何かゴメンね、見た目が思ったの違うとか言い放って。」
ワタル「ん?いやアレはもうネタになると思ってる。」
何でも受け止めて、心広いよな~
海でSUPで遊ぶ2人。
ミドリ「私の(SUP漕いだ)水しぶきが・・」
ワタル「受け止めてあげるから」
マジで何でも受け止めてるw
ミドリの本心
ワタルほど、自分の事を想い大切にしてくれる人と、恋愛してこなかったミドリは戸惑います。
ミドリ「逆に不安ていうか、私でいいのかなとか、こんなに愛情そそいでもらっていいのかな。」
天秤が、傾いちゃってんだね
ミドリ「思ったワタルさん像とは違ったので、埋め合わせている。でも全然マイナスにはいってなくて、プラスになっていってる気はしてる。※インタビュー」
海では、自らワタルの手を握りにいくミドリ。
ワタルからたくさんの愛情を受け取っていると感じた彼女。
ミドリ「ここからは自分との戦いかな、私は。」
ミドリ「私の夢とかやりたい事を夫婦をきづきながらできるだろうなって。でもこの人とだけずっとこの先も恋愛するイメージがまだわいてない。家族をつくるイメージがまだ湧いてない。」
2人は着実に心の距離を縮めています。
そして、本当に結婚して夫婦になる事ができるのか、真剣に考えているようです。
リョウタロウ×モトミ
付き合いたてカップルのいちゃこらを眺める
全8組のなかで最も付き合いたての若いカップル感がある2人。
ニコニコ、キャッキャとはしゃぐモトミと、優しくて甘々なリョウタロウ。
モトミ「2人でくっついたりを経験すると、好きって気持ちがでる。」
恋する乙女モードのモトミ。
リョウタロウ「お互いどうする、イライラしてたら?」
モトミ「えぇ〜、ハグする」
リョウタロウ「テヘッ」
デレデレするリョウタロウ。
ごちそうさまです。
リョウタロウの「こだわり」
モトミ「たぶん想像以上にうちの親ハッキリ言うからそこがちょっと心配かな」
リョウタロウ「でも俺は、金髪でいるからね。」
ここまで、優しくて甘々だった彼が「こだわり」を主張します。
世間一般的には、親への挨拶は身だしなみを整えるべきだと言われます。
ヒゲを剃り、髪は暗く、スーツを着る。
なぜ彼は、金髪にこだわったのでしょう?
私は、彼が美容師として仕事にプライドがあるからではないかと思います。
ゆえに、自分の今のスタイルを変えたくないのかもしれません。
どうかモトミがうまくお膳立てして、彼の仕事へのプライドを上手く親御さんに伝えて欲しいものです。
後々いろいろあります。
お楽しみに!
パーティin沖縄
沖縄組が全員集合しておこなわれるパーティ。
カップルが登場する度に嬉しそうに迎えている様子から、仲が良かった事が伝わりますね。
まるで、10年ぶりの高校同窓会のようでした。
ドヤる、モトミ
モトミ「タイプは1人もいなかったので、リョウタロウさん選んでよかったなと思いました、アハハ」
パーティ後のインタビューで勝ち誇るモトミの顔は、さすが女だなって感じでした。
パーティ内でも、女性陣からリョウタロウが格好いい・優しいと褒められると気分を良くします。
モトミ「俺は1回目からモトミちゃんだからって言ってくれたから」
と、ドヤ顔します。
彼女にとって非常に楽しいパーティタイムだったでしょう。
グチる、ナナコ
ナナコ「(PODSの中で話した人と)同じ人なのかな?」「あれだけのプロポーズをしてくれたから、違和感ていうか疑問なんだけど。」
沖縄旅行で溜まっていたグチを吐き出します。
それを聞いた女性陣が、ナナコの気持ちに寄り添いつつも、
「言ってあげて相手の反応次第な所ある。」
「1回くらい言ってあげてもいいかも。」
と、まずは1度お互い話し合うのが良いのではと提案します。
しかし、彼女にはトラウマがあり、なかなか1歩を踏み出す勇気がでないのです。
ズバリな、ミドリ
そんな時、ラブイズブラインドのご意見番ミドリがズバリ言うのです。
ミドリ「恋愛の前に人として失礼、20歳の時に学んどけみたいな感じじゃん、それくらい言ってあげた方がいい。それは彼とどうこうなるとかじゃなくて、彼の人生にとってプラスになるから。ナナコさんが失うものはないじゃん。」
女性陣「カッコいい、ミドリ」
ミドリ「女子にモテたところでね」
女子校っぽいな~!
ユウダイ×ナナ
沖縄パーティに、突如1人で現れたユウダイ。ナナとお別れした事を伝えるのでした。
意見が変わった、ユウダイ
ナナはユウダイに子どもの事を話します。
結婚がしたくてこの番組に参加した32歳の彼女にとって、非常に重要な話です。
PODSでは「相手の欲しいタイミングに合わせる」と回答したユウダイ。
それに対してナナは、「今年32歳だからあと2年以内には欲しい」と伝えます。
ここでユウダイは明らかに動揺します。
ユウダイは、今すぐは正直不安であると意見を大きく変えます。
ナナは、自分が重要視している「子どもが欲しい」という点で彼の意見が変わってしまい動揺します。
彼は無責任?不誠実?若いから仕方ない?
結果、この意見の転換により2人は別れる事になります。
あなたは、彼の意見が変わった事をどう思いますか?
擁護派もいれば、否定派もいて、Twitterでも様々な意見が飛び交いました。
ここからは、私個人の感想です。
私は、彼の意見が変わった事を支持します。
ユウダイはPODSの時点で、人生経験が少なく思考が短略的でした。また若者や夢追い人は、自分の器を測れず語る言葉が絵空事になります。嘘をついたワケではないのでしょうが、約束できない言葉を発する軽率さはあったでしょう。そのうえで、彼が意見が変わったと嘘偽りなく伝えた事を支持します。
ナナと同じ30代女性として、ユウダイに言ってやりたい事は山ほどあります。
しかし、ユウダイを選ぶ際、このリスクはセットでした。
ナナもプロポーズの時から、感覚的に引っかかりはありました。
バカンス序盤でこの話題を出し、「ユウダイの覚悟」を再度確認したのは非常によかったと思います。
そして、さっさと別れるナナは最高だなと思いました。
最後までいい女!
オダッチ×ナナコ
衝!撃!展!開!
まさかPODS編であんなに素敵だったカップルが、ここで別れるなんて。
もっと不安定で別れそうなカップルたくさんいたのに・・(って失礼か)。
どれが本当のオダッチ?!
こんなにPODSと別人なの?!ってレベルで別人格のオダッチ。
第5話で「静かな時間がすき」と言っていましたが、まさかこんなに喋らないとは。
会話の無さに「何も進もうとしてない」と感じます。
彼女は元旦那との間でのトラウマを抱えていて、対話ができない今の状況が非常にストレスでした。
一方、そんな事とは知らぬオダッチは、完全に素モード。
「素を出すことこそ、結婚には大事!」という考えのもと過ごしていくのです。
ナナコからの突然のお別れ宣言
女性陣との交流で、勇気と確証を得たナナコは、オダッチに気持ちをぶつけます。
「オダッチ、何しに来てるのかなって。」※半ギレ
彼女の気持ちを聞いたオダッチは謝罪。
指摘された点が以前からのコンプレックスである事を伝えます。
そのうえで、考えを整理したいから、明日の朝まで時間が欲しいと伝えるのです。
非常に真っ当な回答だったと、
私は思うよ。
しかし、ナナコの決意は固まっていました。
「もう今後一緒にはいられないって思った。」
突然のお別れ宣言を受けるのでした。
「言ってくれよ。」
オダッチは、そう思ったよね。
なぜ2人は、うまくいかなかったのか?
察してほしい女・言ってほしい男
PODS編で最も心通わせあったと言っても良いほど素敵だった2人。
なぜバカンス編に来て早々、破局してしまったのでしょう?
結論からいうと、察して欲しいナナコと、言ってほしいオダッチで、考え方にズレが生じ、放置した事で修復できない程の溝になってしまったと考えます。
PODSの時は「言葉」しか伝達する手段がないため、オダッチは言葉を尽くします。
しかし、日常に戻り「言葉」が必須ではなくなり、いつものオダッチに戻ったわけです。
そんなPODSと別人格化したオダッチに、ナナコは「自分と今後進んでいく気がない」とプロポーズで受けた愛の言葉を疑いはじめるのです。
一方のオダッチは、ナナコを想う気持ちに変わりはありません。しかし「自分らしく振舞える事が、結婚には大事」と考え振舞います。
そして、「何か不満があれば、言ってくるだろう」と、考えていたわけです。
しかし!ふたを開けてみたら、まさかのお別れ宣言。青天の霹靂だったでしょう。
素敵な2人だったがゆえに、超もったいない。
どちらも悪くない、だから悔しい!
実はこれ、男女の脳の構造が影響しているんです。
※以下、黒川伊保子著書「夫のトリセツ」「妻のトリセツ」を参考に説明
誰しもが1度は経験した事が
ある、男女の違いかも!
女性の脳は、言葉を話せない赤ちゃんを育てるため「察するスキル」が装備されています。
ゆえに、女性脳にとって「察する」ことは「相手を大切に思っていること」なのです。
ナナコは女性脳の持ち主なので、オダッチに察する事を求めました。
しかし、男性脳のオダッチには「察するスキル」が装備されていません。それは、オダッチが悪いわけではなく、男性脳の特徴なのです。
オダッチはインタビューで「言って欲しかった」と発言します。
ここが男性脳の特徴です!
察するスキルがない男性脳には、言わないと伝わらないのです。
しかし、ナナコはオダッチに何も言わずに溜め込み、苦しみながら、ひたすら察してくれる事を待ってしまいました。そして修復不能なほどの溝ができてしまったのです。
もしあの時ナナコが、「オダッチは男性脳の持ち主だから」と、考えを言葉で伝えていたら、違った結末が待っていたかもしれません。
もしあの時オダッチが、「ナナコは女性脳の持ち主だから」と、気遣う言葉をかけていたら、違った結末が待っていたかもしれません。
脳の違いが憎らしい・・。
知っていれば未然に防げる男女のすれ違いは多い
「赤信号を渡るのは危険」と知っていれば、事故に遭う確率を低くできるように、男女の脳には構造上の違いがあると知っていれば、ケンカやすれ違いを未然に防げる事があります。
それは、夫婦だけでなく、カップルや婚活で異性と交流のある方も同様です。
黒川伊保子著書「夫のトリセツ」「妻のトリセツ」をご存じですか?
累計発行部数ミリオンセラーの人気本です。
ここまでお話した男女の脳の違いについて、分かりやすくコミカルに書かれた本です。
オダッチとナナコほどに素敵なカップルでも別れる原因となった、男女の脳の違い。
この本を読んで、不要なケンカやすれ違いを避けられるようになりましょう!
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≪パートナーのいる方へ≫
この本のオススメの使い方があります。
それは、パートナーと一緒に夫のトリセツ・妻のトリセツを読み合う事です。
わが家では、主人と一緒に読んだ事で良い効果がありました。
主人は、本を読んでから、察しているフリが増えました。「大丈夫?」「休憩する?」などと声をかけてくれるようになったのです。フリでも嬉しいものです。
また、私もナナコと同様、「何で気づいてくれないの?!」とイライラする事が多かったのですが、「仕方がないんだな。」と思えるようになりました。
ぜひ、試してみてください。
次回予告
回を進めるごとに、結婚への緊張感が高まってきていますね。さて次回は、同棲編です!お楽しみに!
お読みいただき、ありがとうございました。