Netflixの新作恋愛リアリティーショー『ラブデッドライン』を最終回まで見終えました!
“選り好みしているうちに結婚を逃してきた女性たちへ贈る婚活リアリティー”というテーマの作品でしたが、結果は成立カップル1組のみ、最後に3人の若い美女が選り好みして残ったという結末はとてもリアルでした。
ケイちゃん、ノナの婚約はうれしい!!
しかし、作品には正直モヤモヤしています。
アンナの言葉をかりるならば、
“ラブデッドラインに萎えた”のです。
その理由を、“スペシフィックに”お話しします。
ひとつめの理由は、参加者に感情移入しきれなかったことです。
恋リアの魅力のひとつは、参加者です。
本人が、本人としてショーに参加するので、その人となりに共感します。
その人が歩んできた人生というストーリーが、“今の言動”をより鮮明にしてくれるのです。
しかし、ラブデッドラインの場合は『個人のストーリー性』がうすかった~。
男性には旅の期限があり、視聴者からみると流れ星のようなスピードで去っていく追加男性メンバーたち。
私の中の記憶では、キイチはモブキャラです。
(失礼、ごめんなさい)
感情移入するには、“テンポが良すぎた”のです。
・シーちゃんが、なぜお金に執着したのか?
・フクちゃんが、人に尽くす性格になった理由は?
・ケイちゃん、イケメンだけど過去どんな経験しているの?
約1ヶ月の撮影(30日×24時間=720時間)なので、おそらく参加者同士は語り合っていたでしょう。
あの最終回のユウシとアンナの対話のように。
そして、テンポの良い展開上、なくなくカットしたお蔵入り映像がたくさんあるのでしょう。
シーズン2では、深い対話をもっと組み込んでほしいです。
ふたつめの理由は、プロポーズという重い行為に対して、番組のルール設定が軽く、そこにギャップが生じて違和感を覚えたからです。
この気付きは、サキからタカちゃんへのプロポーズでした。
振られるとしても、自分がやりきった時や、ここだと思うタイミングなら、納得感は増します。
しかし、この番組のプロポーズは、指定された日時・場所でおこなうことがお約束。
それって、かなりの違和感です。
プロポーズは人生に一度きり(であってほしい)ライフイベントですよ?
もちろん、いつ帰るか分からない極限状態だからこそ、1分1秒を惜しみ、相手との関係に集中できるのも理解しています。
だとしても、番組前半組は、超・絶・不・利。
私には、番組を盛り上げるために前半に1組プロポーズを撮影したい気持ちが透けて見えた気がして、とても萎えました。
恋リアが作り物であることは理解しているので、下心を上手に隠してほしかったです。
ケイジロウがアンナの髪を乾かすくらいの感じで。
番組を制作するとき、女性から告白するだけじゃパンチ弱いので、告白ではなく、あえてプロポーズにしたのではないでしょうか。
そして女性陣は、プロポーズに慎重になりました。
しかし、ルール設定や仕事の理由で、男性メンバーはすぐ帰ってしまう。
こんな短期間で結婚相手を決めるのは、ハイリスクですよね。
というわけで、結果的に長い時間を過ごせた初期メンバー同士&第一印象から両想いのケイちゃん&ノナの1組だけが婚約に至ったのは、とても納得です。
中途半端に最後、ユウシと誰かが婚約しなくて良かった。
それこそ、完全に萎えます。
1組しか成立しなかったことが、逆にこの番組のコンセプトを守ってくれました。
ここまで、私がラブデッドラインに萎えた理由をお伝えしてきました。
でも、今さらですが、面白かったですよ?
恋リアというハイリスクな番組に参加するメンバーにも、制作してくれる方々にも感謝しかないです。
私の大好物、恋愛リアリティーショーをありがとうございました!!!
さて、私は次の恋リアにうつります。
あなたは、次に何を観ますか?
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