「小笠原のことを知りたい」
「小笠原に行きたい・住みたい」
この記事では、小笠原諸島について基本的な情報をまとめました。
もくじ
小笠原諸島はどこにあるの?
小笠原諸島は、東京から南方に約1,000km離れた、太平洋上にある30余の島々を指します。
そのうち、居住者がいるのは父島・母島の2島のみです。
住所は“東京都小笠原村”、れっきとした東京都民で、車のナンバープレートは「品川」です。
気温や天候は?
亜熱帯に属する小笠原は年間を通して暖かく夏と冬の気温差が少ないです。
温暖多湿な海洋性気候にも属するため、夏は本島並み、冬は本島よりも暖かいです。
年間を通じて気温の変化が少ないので、とても過ごしやすい気候です。
父島の降水量は5月、11月に多くなっています。
しかし、梅雨前線は小笠原の北に現れることが多く、梅雨はないといわれています。
人口は?
人口は、父島2,127人・母島457人の合計2,584人が暮らしています(令和3年9月時点)。
小笠原の特徴は、移住者がとても多く、平均年齢が若い点です。
それには、歴史的背景が関わっています。
小笠原にはどんな人が住んでいるの?歴史的背景って?
小笠原諸島は、1593(文禄2)年に発見されたと言われており、その後日本領土として存在していました。
しかし、太平洋戦争の勃発・戦局の悪化により、1944(昭和19)年にはほとんどの島民が本島へ強制疎開させられました。
そして、1945(昭和20)年に日本が敗戦すると、小笠原は米軍の占領下となったのです。
その後、1968(昭和43)年6月、小笠原諸島は日本に復帰。島民が帰島できるようになりました。
島民が強制疎開し、米占領下
だったから島には昔から
住む人が少ないのですね。
世界遺産に登録されたの?
2011年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。
「世界自然遺産」は、後世に残したい自然のある場所に与えられるものです。
小笠原にしかいない、珍しい動植物がたくさん生息している点が評価されたそうです。
カタツムリが100種類以上
いる「カタツムリの島」
でもあるんです!
どうやったら行けるの?
小笠原には、飛行場がありません!!
本島から約1,000kmの離島に行く方法は、船のみです。
そしてこの船に乗って丸1日、24時間以上かけていくのです。
海外に行くより遠い島
ちょっと気になりますね。
小笠原に関心のある方はこちら
今日は小笠原の基本情報をご紹介しました。
このブログでは、小笠原移住に役立つ情報をまとめています。
よかったら、のぞいてみてください。
小笠原移住ガイド 移住までの6ステップ