本島から船で24時間以上離れた離島、小笠原諸島。
そんな遠い所にポツンとある島、
きっと物価が超高いんでしょ?
月々の生活費もスゴそう!
この記事では、小笠原の物価は高いのか?
生活費はどれくらいか?物価検証してみました。
筆者自身、3ヶ月間父島に
プチ移住しました。
もくじ
物価は高いが、生活費は安くなる?!
本島から届くものは高い
結論からいうと、小笠原の物価は高いです。
本島から運ばれてきて島のお店に並んでいる食料品や日用品は高いです。
しかし、小笠原のものがすべて高いわけではありません。
島でとれた野菜や魚は安いです。
新鮮でおいしいです!!
生活費は個人差あり
島には、ゲーセンや遊園地のような、お金のかかるエンタメがありません。
それから、衣服も年中温暖なので、冬服いりません。基本、Tシャツ・ハーパン・ギョサン(サンダル)でOKです。
人によっては「物価は高いけれど生活費は安くなった。」という方もいます。
筆者は父島プチ移住中の
方が生活費安かったです。
項目別の物価
ここからは、家賃・光熱費・食費・交通費に分けて、物価はどれくらいかご紹介していきます。
家賃
1人暮らしの部屋で6~8万円が相場。
ネットで探ししても、賃貸募集ほぼなし。
(宿が募集している、1K9万円のみ)
小笠原は物件数が少なく、賃貸情報を調べてもぜんぜん見つかりません。
移住者は、住み込みの寮や社宅を利用するケースが多いです。
なので家賃は、給与天引きか福利厚生というわけです。
それから、島には都営住宅があります。
こちらは大人気で島民でも数年連続応募しても住めないらしいです。
≪参考≫
長期滞在の宿で1ヶ月17万円(大人2人+3歳児)
40㎡ほどの部屋・バス・トイレ付き・光熱費込み・Wifi完備・家具家電一式あり
これくらいの値段で住めました。
光熱費
光熱費の情報なし。分かり次第、更新します。
情報募集中です!!
インターネット回線
小笠原のネット回線は、NTT東日本のフレッツ光ネクストサービス(コラボ回線含む)のみです。
価格は、マンションタイプで月4,950円ほどです。
≪参考情報はこちら≫
インターネット移行に関する住民説明会資料の掲載 | 小笠原村公式サイト (vill.ogasawara.tokyo.jp)
食費
青果やチルド品など、クール便で運ばれる食べ物は結構高いです。
加工食品や冷凍食材は、そこまで高くありません。
⇒下に具体的な値段のせておきます。
内食
食材の値段は毎週違いますが、
たまご10個 280円
牛乳1リットル 280円
納豆3個パック 100円~200円
もやし 60円
とうふ1丁 100円
だいたい、これくらいです。
ある日の父島スーパーで買い物したリスト、はっておきます。
それから、小笠原では通販を利用すると便利です。
飲料や日用品は、ネットで買う方が安い場合もあります。
ただし、小笠原は「別途送料」がかかることが多いです。
そこで、アマゾンに月額500円で会員登録して送料無料で買い物しました。
これで、だいぶおトクに過ごせました。
小笠原の強い味方 Amazon外食
外食の価格は、一般的な居酒屋やカフェと同じくらいです。
生ビール 600~800円
コーヒー 500円~1000円
※小笠原でとれたコーヒー豆で作ったコーヒーは、お高めです。
交通費
小笠原は小さな島なので、移動距離が少ないです。
車のガソリン代は少なくてすみます。
また、駐車場も港や道路脇にとめられるので無料です。
公共バスは片道一律200円(こども100円)で、村民はお得な定期券も購入できます。
ただし!!本島に行く場合は往復5万円以上かかります。
≪参考≫
おがさわら丸にお得に乗る方法
「公益財団法人 小笠原協会」の賛助会員になると、初年度に限り入会金1,000円と1口3,000円。
を支払うと、おがさわら丸の2等和室、2等寝台及び特2等が、いずれも2割引きで利用できます。
物価以上の価値もある!
項目別に物価をご紹介してきました。
ぜんぶ高いわけではなく、島だと高いものもあれば、島で安く手に入るものもあります。
なので、生活費が高くなるかは、人それぞれです。
また、長期間滞在していると、段々と感覚もつかめてきて、お得に過ごすことも可能です。
生きるうえで「いくらかかるか?」は大切なことですし、物価や生活費はチェックポイントです。
しかし、一方で小笠原で味わえる大自然は最高でもあります。
その点は、物価以上の価値も含めて、移住するか判断してみてはどうでしょうか。
離島最高!小笠原移住のメリット