衝撃展開だった第3話を受けての第4話は波乱の展開でしたね。
早速、感想にうつります!!
もくじ
【黄皓さんについて】
グループデートでのんちゃんとの距離を縮めたい
今回のグループデートは、みんなでワイワイ楽しくバーベキュー!
比較的コミュニケーションが控えめな女性に対して、気兼ねなく楽しめるデートを用意したと話します。
今回のデート参加者で控えめなのは、のんちゃんです。
つまり、このデートの主目的はのんちゃんとの距離を徐々に縮めること。
ついでに、「本命じゃない方」でまだよく分かっていない人達を理解するためのデートだったと考えます。
実際デート中のインタビューで黄皓さんは、のんちゃんのことが気になっていることを明言します。
狙い通り、バーベキュー中はラフな雰囲気で楽しそうに会話をするふたり。
恋愛に発展する前のさわやかな男女って感じでしたね。
ゲームを通じてお互いの理解を深め合う
バチェラー初、真実のクエスチョンカードゲームが登場します。
どんな質問にも真実を答えるカードゲームです。
聞きにくい質問も匿名だと質問しやすいですよね。
控えめな人にとっては配慮があって素敵な企画だなと思いました。
(でもまさか、裏でこのゲームが恐ろしい事を引き起こすとは・・・。)
黄皓さんの理想像からみえる苦悩
黄皓さんは、理想の夫婦像は両親である事を話します。
「父親は8回倒産していて、でも母親は1度も離婚の話をしたことがない。仕事がうまくいかなかった事でストレスを発散した瞬間を見たことがない。」と、驚きの過去を話します。
「俺がハゲて太って無一文になってもそばにいてくれるって思える人をこの旅で見つけたい。」
今持っているスペックではなく、自分自身をありのまま受け入れてくれる人を求めている事が伝わるシーンです。
今までの自分のスペックに寄ってくる女性はたくさんいたでしょう。
その中で、世界が敵に回っても自分の味方をしてくれる人には出会えなかったようです。
個人的には、今回の女性陣はハイスペック男子という情報のみで応募してきた方々なわけですから、「スペック抜きで自分を愛してくれるか」は疑問です。もし居たとしても、見極めるのは至難の業だなと思いました。
だからこそ、作為的に史上最大の波乱を巻き起こしにいったのではないでしょうか。
お泊り騒動は、わざと起こしたのか?
今回の大きな波乱(お泊り事件)は、ある程度予期していたものでしょう。
「今回の旅では後悔がないよう、目の前の女性と真剣に向き合う。」
それはつまり黄皓さんの感情が動けば、キスやお泊りもしようと思っていたという事。
ゆえに、その後女性間で情報が共有され、混乱が起きる事は事前に分かっていたでしょう。
よって、「旅のどこかで波乱が起きたら、それに対する参加者の反応を確かめよう。どんな時も自分の味方でいてくれる人かを見極める手段として活用しよう」と決めていたのだと思います。
だからこそ、第1話での理想の夫婦像の話(父親を絶対に裏切らない母親)や、第2話のローズセレモニー後の挨拶などで、予告してきたのだと思います。
白川さんへの態度から見える、黄皓さんの配慮
グループデートの後、白川さんをツーショットに誘います。
「自分の気持ちを確かめたくて誘った。」という黄皓さん。
このデート中の黄皓さんは、若干及び腰です。
目線が合いにくかったり、姿勢が白川さんから避けるような形になっていたりします。
特に、白川さんが自分に夢中になっている事をはっきり伝えて以降、彼女を傷つけない範囲で距離を取りだします。
黄皓さんは、ひとりひとりと向き合い、その相手との距離感を計る人です。
「相手はどこまで受け入れてくれるか」と「自分はどこまで進みたいか」を察知します。
その結果が、シンディ→キス、中野さん→お泊まり、白川さん→ほっぺにキス、でした。
これは、一見相手の事を想っているようにみえて、自分が傷つかない間合いとも見て取れます。
バチェロレッテ最終回に萌子さんが指摘した「一歩踏み込めていない」というやつです。
特に白川さんは、初めてだと聞いている。
黄さんのリスクマネジメントセンサーがいつも以上に作動したのでしょう。
だから、白川さんが「私から(キス)していい?」と言った時も、絶対に正面を見ずにほっぺを差し出していました。目が笑ってない、ヒヤヒヤした顔をしています。
白川さんが自分に好意があるのがバシバシ伝わってくる、でも自分はそこまでではない。
どこか落としどころを探るような、そんな雰囲気でした。
実際、その場で薔薇は渡さず、その後のローズセレモニーでも薔薇を渡さずお別れをしています。
「自分には覚悟がなかった」と話しています。
ちゃんと、ここでお別れをしたのは良かったのだとう思います。
【参加女性について】
恋する白川さんのツーショットデート
黄皓さんに恋をして、どんどん美しい女性になっていく白川さん。
画面越しにも艶っぽさが伝わってきます。
(バチェラーの面白さは、リアルに恋する女性が見られる所にもありますね。恋する人は美しくなり、自信がない・不安な人はキレイに見えなくなっていきます。)
このツーショットで、自分が女性として見てもらえているか確認する白川さん。
彼女の素敵な所は、自分の想いを相手に伝える事ができる強さだと思います。
黄皓さんともっと前に進みたい意志を明確に伝えます。
白川さんは、恋愛していないだけで、人との深い関係はたくさん築いてきた方なのでしょう。
黄皓さんが今何を考えているのかよく見ています。
だから黄皓さんとの間に「踏み込めてない何かがある。」と気づくのです。
そして更に、もう一歩踏み込む勇気。
腹が据わっていて格好良い女性でしたね。
その後、ローズセレモニーでは薔薇を受け取ることは叶いませんでした。
「黄さんが初恋の人だからね、自信をもって」最高の名言を残して脱落していきます。
白川さんをもっと見ていたかった気持ちと、このタイミングで良かったという気持ちで複雑な想いがしました。
お泊り騒動からみる女性陣の反応
衝撃の真実に一同騒然!
グループデート不参加の残留組も、真実のクエスチョンカードゲームに挑戦します。
そこで、黄皓さんと中野さんがキス&お泊まりしたことが発覚!
メンバー(休井・青山・諒子・シンディ)は騒然となりましたね。
さらにシンディから、自分もキスした事、黄皓さんに「綾香とはキスしていない」と嘘をつかれたと話します。
その場にいる全員が重苦し雰囲気になる、非常にシリアスな場面でした。
その後、グループデートから帰ったメンバーもこの話しを聞かされます。
ここでの見所は、この事実に対する各々反応の違いです。
冷静な人、感情的になる人、聞いた情報をそのまま信じる人、黄皓さんに事実を確認したいと考える人、1人1人異なりました。価値観が出ていて、非常に面白かったです。
ハオハオからの言葉を聞きたい、諒子
中野さんやシンディから聞く話にショックを受けた諒子。
以前から友人であるハオハオがそんな不誠実なはずがないと、本人から直接話を聞きたいと言います。
その後、他の参加者が話し合いを続けるなか、彼女だけは部屋にこもって過ごしました。
その後、2人で話す機会を得ます。
(この時黄皓さんから手紙を受け取り、涙をながす諒子。不安な気持ちが表れていますね。)
そんな不安な気持ちを抱えつつ、ハオハオとの待ち合わせ場所に向かいます。
実際の所はどうだったのか、彼女は冷静に状況を説明し、ハオハオに問いかけ、彼の言葉に耳を傾けます。
どんな考え方のもとで、何をしたのか。
彼の言葉をしっかり聞き、受け入れています。
そのうえで、自分が悲しい気持ちになった事、不安になった事は伝えていました。
また、実際には体の関係があったのか、質問としてヘビーなものも、ユーモアを交えて質問し、回答しやすい柔らかい雰囲気で聞く所に、大人の余裕を感じました。
(この事件を通じて、私と主人は完全に諒子の虜になりました。「心配した?」と聞かれ、眉間にしわを寄せながらコクリとうなずく諒子。最高すぎて5回くらい巻き戻して見返しました。)
「嘘をついた」ことにショックをうける、休井
黄皓さんとは一度ツーショットデートを経験し、その中で元カレに浮気され別れた事、信頼関係の重要性を話していた休井さん。
ゆえに、黄皓さんがシンディに「嘘をついた」と聞かされ、ショックを受けます。
2人で話す機会を得ると、はじめに「内容によってはうちに帰る」と先制パンチをかまします。
それくらい、真剣にこの話しに臨んでくれという強い意思があらわれています。
最初は「嘘をついた」事を聞き悲しくなったことを伝えた、休井さん。
その後、黄皓さんの口から「嘘はついていない」と聞くと、トーンがだいぶ落ち着いてきます。
自分に誤解があった事を謝り、彼の言葉をいったん受け入れます。
そのうえでインタビューでは、「帰ってからもう一度考えてみる」と発言しています。
見た目の印象から、相手に流されるタイプかなと思っていたのですが、実際の彼女は、真面目な話は覚悟をもって相手に伝える事ができる強さを持っているし、状況に流され過ぎずに自分自身が納得できるまで考えるタイプなんだなと思いました。
これまでの彼女と良い意味でギャップがありましたね。
誤解はとけるもリタイアを選んだ、シンディ
カクテルパーティの前に、黄皓さんとの時間を作ってもらったシンディ。
「なぜ私に(綾香とキスしていないと)嘘をついたんですか?」と、単刀直入に質問します。
それに対して黄皓さんは「嘘はついていない」と、当日2人の間で交わした会話をゆっくり紐解きながら説明します。そして、嘘をついていなかった事に納得したシンディは、勘違いした事とそれを他の女性陣に話してしまったことを謝罪します。
でも、彼女の心に引っかかっているのは「嘘」だけではなかったようです。
特別なデートを経て幸せな時間を過ごしたシンディ。自分だけが特別だと思った所から、まだ12人中の1人でしかない事に気づかされ、すごく嫉妬し、すごく好きだと気づきました。そして、今後劣等感を感じながら旅をしたくない事、話しを聞いても「どうして?」としか思えないと、自らリタイアする事を伝えます。
どんなに黄皓さんが言葉を尽くしても、もうシンディの心には響かないのです。
これは、もう別れると決めた時の女って感じでしたね。
もう心の中では終わっているので、聞く耳は持っていないのです。
シンディ「私は有言実行をしないことも、嘘をつくのも嫌だから(約束した絵を)持ってきた。」「めっちゃ黄さんスキー!!っていう私が書いたの。見てください。」
黄皓「でもその感情は、もうここにはないんでしょ?」
シンディ「ない(即答!)」
最後は、他の参加者をこれ以上傷つけないでねと、優しい言葉を残して去っていきました。
もっと見ていたかったので、とても残念です。
次回予告
次回は、第5話です。お楽しみにー!
【第5話】ネタバレ感想 名シーン連発! バチェラーシーズン4